2R研究の現状と課題

  • 山川 肇
    京都府立大学大学院生命環境科学研究科
  • 橋本 征二
    立命館大学理工学部環境システム工学科
  • 田崎 智宏
    (独)国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター
  • 藤井 実
    (独)国立環境研究所 社会環境システム研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Current Situation and Issues of Waste Prevention Research
  • 2R研究の現状と課題--2R効果指標の可能性
  • 2R ケンキュウ ノ ゲンジョウ ト カダイ 2R コウカ シヒョウ ノ カノウセイ
  • ――2R効果指標の可能性――
  • —Prospect of Waste Prevention Performance Indicators—

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抄録

本稿では,今後の2R研究の進展に向けた基礎的情報を提供することを目的として,これまでの2R研究を概観した。2R研究のうち,2R行動の発生抑制効果や環境負荷削減効果の推定研究,発生抑制可能量の推定研究,2R推進プログラムの効果推定研究,2R行動の要因分析研究などを簡単に紹介した。その上で,物質使用量の構造分解に基づいて2R行動を類型化し,それを踏まえた2R効果の指標体系を提案している研究を取り上げて,その考え方を紹介した。またあわせて,2R研究に求められる役割,今後の課題を抽出した。

収録刊行物

参考文献 (68)*注記

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