書誌事項
- タイトル別名
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- Kobokushichimotsuto (Mongolia Seven Combination); Its Mechanism of Disease and Application
- 臨床報告 厚朴七物湯の病態とその運用
- リンショウ ホウコク コウボク シチモツトウ ノ ビョウタイ ト ソノ ウンヨウ
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抄録
厚朴七物湯が有効であった35症例と,先人の見解,治験例を礎とし,その立方の趣旨と病態を考察した。厚朴七物湯に関する先人の意見は二群に分類される。A群は,外感証に属し,外感による表証(桂枝湯証)に続いて裏熱証(厚朴三物湯証)が現れ,二証の併存した病態となるが,表証より裏証が重いため,その治法は二薬方の合方で表裏双解である。B群は,陰虚内熱に起因し,その病態には厚朴三物湯の加味方が適応するとしている。そして内熱が実熱証に属すか,虚熱証に属すかで脈候,腹候の虚実,食思の程度が異なる。厚朴七物湯に芍薬が用いられていないのは,胃熱の胸部への波及により現れる胸部症候に対応するためである。報告例は感冒に食傷を挟むもの,腹満を伴う胃腸疾患,呼吸器疾患,イレウス等であるが,神経症,精神疾患,腰痛症にも運用が可能である。
収録刊行物
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- 日本東洋医学雑誌
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日本東洋医学雑誌 62 (5), 649-659, 2011
一般社団法人 日本東洋医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204911938816
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- NII論文ID
- 10029481958
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- NII書誌ID
- AN00015774
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- ISSN
- 1882756X
- 02874857
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- NDL書誌ID
- 11272757
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可