書誌事項
- タイトル別名
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- Visual Screening in a Health Checkup Program for Three-Year-Old Toddlers in Takarazuka City
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抄録
【目的】当院では平成13年度から宝塚市の3歳児健診に参加してきた。今回3歳児健診におけるオートレフラクトメーター(以下オートレフ)を用いた屈折検査の有用性を検討したので報告する。<BR>【対象及び方法】平成14年4月から平成20年3月に3歳児健診を受けた3歳6か月児11758人を対象とした。一次健診は家庭での視力検査と問診を、二次健診として視能訓練士が全員に据え置き型オートレフによる屈折検査を行った。さらに一次健診で問題があった幼児に対し視力検査を行った。精密検査を必要とした基準は、屈折が1.0D以上の遠視、3.0D以上の近視、2.0D以上の乱視と不同視、視力は片眼0.5未満とした。医療機関で要医療判定となった幼児の家庭での視力検査の結果と屈折検査の結果を比較検討した。<BR>【結果】全対象者のうち85.4%が家庭での視力検査を実施しており、屈折検査は99.1%が可能であった。医療機関案内となった1278人中要医療判定を受けた幼児は92人で、このうち46人は「弱視」と診断されていた。要医療児は家庭での視力検査で41人、屈折検査では90人検出され、この90人のうち51人は家庭での視力検査をpassしていた。<BR>【結論】据え置き型オートレフによる屈折検査は3歳6か月児では高率で可能であった。屈折検査により家庭での視力検査だけでは発見できなかった要医療児を検出できたことから、3歳児健診にオートレフを用いた屈折検査を加えることは有用であると考える。
収録刊行物
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- 日本視能訓練士協会誌
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日本視能訓練士協会誌 39 165-171, 2010
公益社団法人 日本視能訓練士協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679224576128
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- NII論文ID
- 10029547575
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- NII書誌ID
- AN10084015
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- ISSN
- 18839215
- 03875172
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可