書誌事項
- タイトル別名
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- Crosslinking Reactions between Isocyanate Compounds and Acetoacetylated PVA in Water and in Organic Solvent Systems
- ミズ オヨビ ユウキ ヨウバイチュウ デノ イソシアネート カゴウブツ ト アセトアセチルカ PVA ノ カキョウ ハンノウ
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抄録
アセトアセチル(AA)化度を変えたAA化PVAと部分ケン化一般PVAを用いて,ジメチルスルホキシド(DMSO)を溶媒に用いた場合のpMDIとの反応性について水を溶媒に用いた場合と比較した。AA化PVAとpMDIとの反応性や架橋形成について以下の結果が得られた。溶媒にDMSOを用いた場合では,硬化フィルムのゴム状平坦部におけるE′値から算出した架橋密度はE″ピーク温度のずれから算出した架橋密度とほぼ同じ値となったが,溶媒に水を用いた場合では,前者の値は後者の値よりも高くなった。DMSO溶媒系硬化フィルムの重量膨潤度は,一般に水溶液系のフィルムよりも小さかった。またAA化PVAフィルムの重量膨潤度は一般PVAのそれらよりも小さく,これらのことからDMSO系の方が水系よりも重量膨潤度が小さく,またAA化PVAの方がフィルムの架橋密度が高くなることが示唆された。
収録刊行物
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- 木材学会誌
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木材学会誌 54 (4), 191-198, 2008
一般社団法人 日本木材学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206352459520
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- NII論文ID
- 10029787176
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- NII書誌ID
- AN00240329
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- ISSN
- 18807577
- 00214795
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- NDL書誌ID
- 9597897
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可