抄録
本論文ではソーシャルネットワークにおける信頼を2者間の構造的な結びつきの強さとして捉えた信頼のモデルを提案し,エッジクラスタリング係数を用いたモデルの実験を行った.従来の信頼の研究が扱っていた信頼の主観的な評価に対して,提案モデルはネットワークの構造が規定するような信頼であり,2者の間の構造的な制約に基づくものである.Web上には現在,さまざまソーシャルネットワークが存在しており,また近年ではセンサーデータからも人の関係が抽出可能になってきている.実際のソーシャルネットワークに提案モデルを適用した信頼の計算手法や応用についても述べる.
収録刊行物
-
- 人工知能学会全国大会論文集
-
人工知能学会全国大会論文集 JSAI06 (0), 243-243, 2006
一般社団法人 人工知能学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205612828032
-
- NII論文ID
- 10029969450
- 130005023319
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可