音響手法を用いた来留見ノ瀬周辺におけるガラモ場の分布推定

• 南 憲吏

  京都大学フィールド科学教育研究センター

• 濱野 明

  水産大学校

• 東条 斉興

  マリノフォーラム 21

• 中村 武史

  水産大学校

• 安間 洋樹

  北海道大学水産学部

• 宮下 和士

  北海道大学北方生物圏フィールド科学センター

書誌事項

タイトル別名

• Estimation of the spatial distribution of a <i>Sargassum</i> bed in Kuruminose, Yamaguchi, Japan, using an acoustic method
• オンキョウ シュホウ オ モチイタ ライリュウケンノ セ シュウヘン ニ オケル ガラモジョウ ノ ブンプ スイテイ
• Estimation of the spatial distribution of a Sargassum bed in Kuruminose, Yamaguchi, Japan, using an acoustic method
• Estimation of the spatial distribution of a <italic>Sargassum</italic> bed in Kuruminose, Yamagushi, Japan, using an acoustic method

抄録

山口県来留見ノ瀬のガラモ場は，周辺の沿岸生態系において重要であり分布の把握が求められている。本研究は，音響手法により同海域（12 km²）のガラモ場の分布推定を試みた。推定されたガラモ場は，来留見ノ瀬から北西および南南東の方向に分布し，総面積は 1.94 km²（高さ 0.50～2.24 m）であった。特に南南東の領域の内側は繁茂しており，沿岸生態系における重要性が高いと考えられた。本手法は分布推定の有効な手段であり，現存量の広域評価なども今後に期待できると考えられた。<br>

収録刊行物

• 日本水産学会誌

  日本水産学会誌 78 (2), 171-179, 2012

  公益社団法人 日本水産学会

キーワード

• 音響学的手法
• ガラモ場
• クリギング
• 来留見ノ瀬
• 計量魚群探知機
• 分布推定

詳細情報

• CRID: 1390001206417692672
• NII論文ID: 10030123731
• NII書誌ID: AN00193422
• DOI: 10.2331/suisan.78.171
• ISSN: 1349998X
• ISSN: 00215392
• NDL書誌ID: 023599594
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030831283
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I023599594
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可