脳卒中に対するシューホーン型短下肢装具の形状と適応

  • 渡辺 英夫
    社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科
  • 平山 史朗
    社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科
  • 島袋 公史
    社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Designs of shoehorn type ankle foot orthosis for CVA hemiplegia and their indication

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抄録

脳卒中に対してのシューホーンブレースとその類似装具を含めたシューホーン型短下肢装具は,わが国での処方頻度が高いが,その形状と適応病態との関連についての検討はまだ十分とは言えない.本装具の形状によるプラスチックのたわみの程度と完成時の背屈角度,靴を履いて起立した時の下腿の前傾角度(SVA)などの違いによって,適応となる足関節部の筋力,膝関節の安定性,下腿三頭筋の痙縮の程度などが変わることを強調した.さらに本装具を装着しての歩行で問題が見られた時の対処法について述べた.

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参考文献 (10)*注記

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