胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)由来微小浸潤癌の1切除例

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  • A CASE OF INTRADUCTAL PAPILLARY-MUCINOUS CARCINOMA OF THE BILE DUCT WITH MICROINVASION

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抄録

症例は54歳女性.胆道系酵素上昇精査目的のUSで肝S4に腫瘤と左肝内胆管拡張を指摘され,造影CTで肝S4に多房性嚢胞と内部に造影効果を有する壁在結節を認めた.ERCで左肝内胆管・左肝管内にdefectを認め,IDUSでは高エコー隆起であった.肝左葉・左肝管に限局した胆管内乳頭状腫瘍を疑い,拡大左葉切除・肝外胆管切除を施行,組織学的にはIPMNに類似した胆管内腔に乳頭状増殖を示す微小浸潤癌であった.

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参考文献 (24)*注記

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