隔週docetaxel(DOC)/S-1療法が奏効した癌性リンパ管症をともなうスキルス胃癌の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case report of bi-weekly docetaxel and S-1 combination chemotherapy for gastric cancer with carcinomatous lymphangitis of the lung

この論文をさがす

抄録

症例は38歳,男性.嘔気,心窩部痛,咳嗽を主訴に癌性リンパ管症を呈した4型進行胃癌(UM-circ cT3,N3,H0,P0,M1 stage IV por2)と診断された.外来で隔週docetaxel(DOC)/S-1療法を施行され,PRと判定,症状が消失した.grade 2以上の有害事象は感覚性神経障害のみであった.胃癌の癌性リンパ管症は予後不良であるが,隔週DOC/S-1療法は副作用が少なく,有効な治療と考えられる.<br>

収録刊行物

参考文献 (16)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ