巨大膿瘍を形成した十二指腸gastrointestinal stromal tumorの1例

• 岡本 信彦

  さいたま市立病院外科

• 山藤 和夫

  さいたま市立病院外科

• 竹島 薫

  さいたま市立病院外科

• 林 憲孝

  さいたま市立病院外科

• 馬場 秀雄

  さいたま市立病院外科

書誌事項

タイトル別名

• A case of gastrointestinal stromal tumor of the duodenum with a huge abscess

抄録

患者は36歳の男性で，発熱精査の造影CTで右上腹部に14cm大の腫瘤を認め，十二指腸，総胆管，門脈，肝動脈を強く圧排していた．上部内視鏡検査では十二指腸下行脚に潰瘍を認めたが，瘻孔は認めなかった．経過より十二指腸粘膜下腫瘍が膿瘍形成をきたしたと診断し手術を施行した．標本では十二指腸下行脚と腫瘤に交通を認め，内容は膿瘍であった．病理組織学的にgastrointestinal stromal tumorと診断された．<br>

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 108 (11), 1886-1891, 2011

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• gastrointestinal stromal tumor
• 十二指腸
• 膿瘍
• 補助化学療法

詳細情報

• CRID: 1390282681376898688
• NII論文ID: 10030298821
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.108.1886
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2012045378
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可