肝血管腫として4年間経過観察中に診断された細胆管細胞癌の1切除例

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タイトル別名
  • A case of cholangiolocellular carcinoma combined with intrahepatic cholangiocarcinoma diagnosed after 4 years follow-up for hepatic hemangioma

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抄録

症例は69歳,男性.HBVキャリアの診断にて近医で経過観察されていた.約4年前腹部超音波検査にて肝S6に血管腫を疑う病変を認め,その後同病変の背側に新たに腫瘤を指摘され,精査加療目的で当科入院となった.肝S5/6部分切除術を施行し,病理診断にて細胆管細胞癌の一部に肝内胆管癌をともなう病変と診断された.血管腫と同様の画像所見を呈し,診断が困難であった細胆管細胞癌の1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.<br>

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参考文献 (22)*注記

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