書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Hybrid Problem-based Learning on Lecture Attendance
- ガクセイ ノ コウギ シュッセキリツ カラ ミタ ハイブリッドガタ PBL tutorial ドウニュウ ノ コウカ
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抄録
日本大学医学部においてもハイブリッド型 PBL tutorial (PBL) を導入して 4 年間が経過した.PBL 導入要因の一つに 「講義への出席率の低さ」 があげられていたが,PBL 導入後の評価において講義への出席率に関する報告はみられない.学生の講義出席率からみた PBL 導入の効果を検討した. 1)確実なデータのある授業評価事業での講義出席率を用い,PBL 導入前 4 年間と導入後 2 年間の講義出席率を比較した.授業評価は学生による評価と同僚教員による評価の 2 つの成績から検討した. 2)PBL 対象学年の 3・4 年生の講義出席率は有意 (P < 0.01) に上昇した.5 年生を除いた全学年の講義出席率も有意 (P < 0.01) に上昇した. 3)PBL 導入後,全学生の講義出席率が有意に上昇したが,これは PBL 導入による副産物的な効果であり,PBL 導入による能動的学習による波及効果と考えられた.
収録刊行物
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- 日大医学雑誌
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日大医学雑誌 70 (5), 244-248, 2011
日本大学医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206433359744
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- NII論文ID
- 130004548887
- 10030359013
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- NII書誌ID
- AN0018408X
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- ISSN
- 18840779
- 00290424
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- NDL書誌ID
- 023435323
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可