胆道癌診療における内視鏡診断・治療の役割―胆道癌診療ガイドラインの改訂をめぐって―

書誌事項

タイトル別名
  • The role of endoscopy in the management of biliary tract carcinoma

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抄録

要旨:胆道癌診療ガイドラインの第一版が2007年に発行されて3年が経過し改訂時期が近づいている.ガイドライン改訂にあたり胆道癌関連の診断・治療における内視鏡検査の役割についてreviewした.近年その存在が知られるようになったIgG4関連硬化性胆管炎について肝門部胆管癌との鑑別診断を中心に述べ,また,悪性肝門部胆管狭窄に対する内視鏡的ドレナージは他のアプローチ方法である姑息的外科切除術や経皮的アプローチとの比較についてreviewした.悪性肝門部胆管狭窄のドレナージには未だに多くのcontroversyが存在し,今後のエビデンスの蓄積が望まれる.<br>

収録刊行物

  • 胆道

    胆道 25 (1), 94-98, 2011

    日本胆道学会

参考文献 (20)*注記

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