肺炎,膿胸を合併し呼吸不全となった肺動静脈瘻に対し,肺部分切除を行った遺伝性出血性末梢血管拡張症の1例

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タイトル別名
  • A resected case of pulmonary arteriovenous malformation (PAVM) complicated with pneumonia, empyema, and dyspnea and affected by hereditary hemorrhagic telangiectasia (HHT)

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抄録

症例は40歳男性.呼吸困難を主訴に前医を受診した.呼吸不全,右膿胸,両側肺動静脈瘻,肝膿瘍の診断で胸腔ドレナージ,人工呼吸管理を行ったが軽快しないため当院に紹介搬送された.既往歴,家族歴,現症から遺伝性出血性末梢血管拡張症に起因する肺動静脈瘻により呼吸不全となっていると診断し,肺部分切除による右下葉の肺動静脈瘻切除を行った.術後も人工呼吸管理を続けたところ次第に症状は軽快し,療養のため転院となった.

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参考文献 (25)*注記

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