書誌事項
- タイトル別名
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- A case of nevoid basal cell carcinoma syndrome
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抄録
65歳男性。1年前に気付いた鼻尖部の10×10 mm大の常色結節を主訴に受診した。鼻以外にも顔面から頸部に3~8mm大の黒色斑や丘疹が多発していた。鼻尖部の結節を生検し基底細胞癌(以下BCC)と診断した。臨床像・ダーモスコープ所見で他の黒色腫瘍も全てBCCを疑い,2~3mm離して切除・縫縮した。鼻尖部結節は境界が不明瞭であったため,初回の手術で病理組織学的に腫瘍の残存がないことを確認後,二期的に鼻唇溝皮弁で再建した。その後も残存する顔面の多発BCCを逐次,追加切除した。その他の所見として両手掌に点状陥凹が存在し,前頭突出や眼間解離があり,レントゲン,CTで大脳鎌の石灰化が認められ,最終的に基底細胞母斑症候群と診断した。さらにMRIで小脳腫瘍を認めた。多発するBCCや掌蹠の小陥凹が存在した場合は本疾患を疑い精査するとともに,手術による侵襲を最小限にするためにも増大する前に積極的なBCCの切除が必要と考えた。
収録刊行物
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- Skin Cancer
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Skin Cancer 26 (2), 184-190, 2011
日本皮膚悪性腫瘍学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679312312192
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- NII論文ID
- 10030442047
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- NII書誌ID
- AN10087647
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- ISSN
- 18843549
- 09153535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可