側臥位がラリンジアルマスクの気道シールに及ぼす影響:プロシールとフレキシブルとの比較

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  • Airway Seal in Supine and Lateral Positions with ProSeal versus the Flexible Laryngeal Mask Airway

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抄録

  側臥位がラリンジアルマスク(LMA)のoropharyngeal leak pressure(OLP)に及ぼす影響をプロシール(PLMA)とフレキシブル(FLMA)とで比較した.120人の手術患者をFLMA/仰臥位,FLMA/側臥位,PLMA/仰臥位,PLMA/側臥位の4群に分け,サイズ4を挿入した.カフ容量を0~30mlで3mlずつ増やすと,6mlを除く各容量でのOLPは両LMAともに仰臥位より側臥位で低かった.FLMA/仰臥位とPLMA/側臥位のOLPは,0mlを除く各カフ容量とカフ内圧60cmH2Oにおいて同等であった.側臥位ではOLPが低下し,PLMAはFLMAより気道シールに優れる.

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参考文献 (40)*注記

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