書誌事項
- タイトル別名
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- Brachial Vein Transposition Arteriovenous Fistula for Hemodialysis Access
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抄録
前腕・肘窩でバスキュラーアクセス作成困難な場合,人工血管が選択されることが多いが,開存率や感染の問題から,最近では上腕尺側皮静脈表在化内シャントの使用も増加している.しかし,深部静脈である上腕静脈表在化内シャント(brachial vein transposition arteriovenous fistula; BrVT)の報告は少ない.今回,当科で作成したBrVTについて報告する.2008年以降,当科で作成したBrVTは5例(平均年齢73歳)で,すべて1期的に作成した.平均手術時間は168分で,初回穿刺までの期間は平均22日であった.合併症としては,全例に上肢浮腫を認めた.4例は一過性であったが,残り1例は初回穿刺時に血腫を形成後,創がし開し浮腫が遷延した.感染やスチール症候群は認めなかった.観察期間中2例にシャント静脈狭窄に対する血管内治療を必要としたが,1年2次開存率は100%であった.BrVTの報告は少なく,その有用性にはまだ議論があるものの,アクセス作成困難例に対して検討すべき術式のひとつと考える.
収録刊行物
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- 静脈学
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静脈学 23 (2), 59-64, 2012
日本静脈学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204368718720
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- NII論文ID
- 10030564356
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- NII書誌ID
- AN10186004
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- ISSN
- 21865523
- 09157395
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可