書誌事項
- タイトル別名
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- EXAMINATION ABOUT THE MALLORY-WEISS TEAR AS THE ACCIDENT OF ESD
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抄録
ESD時のMallory-Weiss tearについて検討した.ESD自験例207例中の7例(3.4%)にMallloy-Weiss tearを認めた.そのうち,それぞれ1例(14.3%)で裂創部の穿孔と裂創が病変に及ぶことによる治療断念例を認めた.7例全例で内視鏡の押し込み操作を行っていた.危険因子として,BMI 18.5未満の低BMIがオッズ比2.5で有意だった.ESD時のMallory-Weiss tearの発症は稀ではなく,ESDに大きな支障をきたす恐れがある.リスクの高い患者では特に内視鏡の強い押し込み操作を控えるなど予防処置が必要だと考えられた.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 54 (4), 1443-1450, 2012
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204222103040
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- NII論文ID
- 10030649554
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- NII書誌ID
- AN00192102
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可