胃穿破をきたした脾動脈瘤の1例

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タイトル別名
  • A case of splenic artery aneurysm perforating the stomach
  • 症例 胃穿破をきたした脾動脈瘤の1例
  • ショウレイ イセンハ オ キタシタ ヒドウミャクリュウ ノ 1レイ

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抄録

症例は58歳,女性.吐血を主訴にショック状態で救急搬送された.緊急上部消化管内視鏡で胃体下部後壁にForrest IIb潰瘍を認めた.多量の血腫を認め,動脈性の出血と考えられたが,膵臓への穿通が疑われclippingは行わなかった.腹部CTで脾動脈瘤の胃穿破と診断し,緊急IVRとなった.脾動脈瘤に対してコイル塞栓を行い止血した.脾動脈瘤の中でも胃に穿通する例は稀である.

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参考文献 (22)*注記

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