種芋移植機を用いたツクネイモ定植作業の省力化技術(第2報)

書誌事項

タイトル別名
  • Labor Saving Technology for Planting Chinese Yams Using a Seed Tuber Planter (Part 2)
  • タネイモ イショクキ オ モチイタ ツクネイモ テイショク サギョウ ノ ショウリョクカ ギジュツ(ダイ2ホウ)

この論文をさがす

抄録

施肥同時定植作業は,ツクネイモ用種芋移植機と肥料散布機を用いて畝内施肥,定植,作畝,マルチの作業を同時に行い,全面施肥区(慣行区)と同等の形状に作成した畝の内部に,畝内施肥区(改良A区)で設定窒素量の92~94%,肥効調節型畝内施肥区(改良B区)で71~105%の精度で肥料を投入した。肥料は畝内の中央部に58%,上部に61%が分布する傾向にあり,慣行区と比較して改良A区とB区の硝酸態窒素量を畝内で同等,条間で少なくした。商品収量,商品率,規格別構成割合は,両区とも慣行区と同等であった。改良B区を用いた施肥同時定植作業技術は,作業能率と施肥改善の効果が高く,ツクネイモの生産性改善に有効である。

収録刊行物

参考文献 (6)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ