肝細胞癌局所治療後の胆汁瘻に合併した大網脂肪織炎および膵液瘻に内視鏡的ドレナージが有効であった1例

  • 新藤 雄司
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 宮谷 博幸
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 上原 健志
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 池谷 敬
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 山中 健一
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 池田 正俊
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 東海 浩一
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 牛丸 信也
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 松本 吏弘
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 浅野 岳晴
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 高松 徹
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 福西 昌徳
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 岩城 孝明
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 鷺原 規喜
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 浅部 伸一
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科
  • 吉田 行雄
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科

書誌事項

タイトル別名
  • Successful endoscopic transpapillary pancreaticobiliary drainage for omental panniculitis by hepatocellular carcinoma complicated by biliary fistula and pancreatic fistula

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抄録

症例は78歳男性.多発肝細胞癌の治療を6年間行っていた.腹痛があり,CT検査にて,肝S3より突出する肝細胞癌の穿破による胆汁瘻が疑われた.内視鏡的逆行性膵胆管造影にて肝内胆管,主膵管の途絶と造影剤の腹腔内への漏出を認め,肝細胞癌局所治療後の胆汁瘻に合併した大網脂肪織炎および膵液瘻と診断した.内視鏡的胆管および膵管ドレナージが病態の改善に極めて有効であった.<br>

収録刊行物

参考文献 (21)*注記

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