小腸lipomatosisの1例

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  • A CASE OF INTESTINAL LIPOMATOSIS

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抄録

症例は58歳の男性.近医より腸閉塞のため紹介となった.腹部CT,MRIで小腸に脂肪腫を疑わせる多発腫瘤を認めた.ダブルバルーン内視鏡(double balloon endoscopy;以下DBE)を施行したところ,十二指腸から空腸にかけて黄色の粘膜下腫瘍が多発していた.以上より小腸lipomatosisと診断し,小腸切除術,内視鏡切除を行った.小腸lipomatosisは稀な疾患であり,本症例はDBEで診断し,その一部を内視鏡で切除しえたのでここに報告する.

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参考文献 (29)*注記

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