胃噴門部上皮内進展を来した表在型食道胃接合部扁平上皮癌の1例

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タイトル別名
  • A CASE REPORT OF SUPERFICIAL SQUAMOUS CELL CARCINOMA OF THE ESOPHAGOGASTRIC JUNCTION WITH SPREAD TO THE GASTRIC CARDIA EPITHELIUM

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抄録

症例は60歳台,女性.食道胃接合部に扁平上皮癌を指摘され,当科紹介となった.NBI拡大内視鏡観察にて胃噴門側への浸潤が疑われた.表在型食道胃接合部扁平上皮癌と診断し,内視鏡的粘膜下層剥離術にて一括切除を施行した.病理組織学的には,接合部の扁平上皮癌が胃上皮表層を進展する表在癌であった.胃噴門部への上皮内進展をきたした表在型食道胃接合部扁平上皮癌の報告は稀であり,文献的考察とともに自験例を報告する.

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参考文献 (7)*注記

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