アコヤガイ <I>Pinctada fucata martensii</I> ヘモリンパ液の正常酸素圧における酸塩基平衡
書誌事項
- タイトル別名
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- The Acid-base Balance of the Hemolymph in the Pearl Oyster <I>Pinctada fucata martensii</I> under Normoxic Conditions
- The Acid-Base Balance of the Hemolymph in the Pearl Oyster Pinctada fucata martensii under Normoxic Conditions
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抄録
酸素飽和状態におけるアコヤガイ Pinctada fucata martensii の酸塩基平衡を明らかにするため,ヘモリンパ液の pH、全炭酸含量(Tco2),二酸化炭素分圧(Pco2)および重炭酸イオン濃度([HCO3-])を調べた。閉殻筋から採取したヘモリンパ液の pH は7.284-7.330,Tco2 は1.90-2.10 mM,Pco2 は2.08-2.33 mmHg そして[HCO3-]は1.83-2.04 mMを示した。前大動脈から採取したヘモリンパ液の pH は7.320-7.375,Tco2 は1.79-1.95 mM,Pco2 は1.79-2.00 mmHg そして[HCO3-]は1.72-1.89 mM を示した。双方のヘモリンパ液の間に有意差は認められなかった。算出した pK 値と緩衝価は、双方のヘモリンパ液でほぼ同じ値を示した。
収録刊行物
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- 水産増殖
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水産増殖 60 (1), 113-117, 2012
日本水産増殖学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679696714624
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- NII論文ID
- 10031122335
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- NII書誌ID
- AN00124667
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- ISSN
- 21850194
- 03714217
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- NDL書誌ID
- 023619347
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可