集団発生したチョウセンアサガオ中毒の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Family Cases of Datura Poisoning
  • 今月の症例 集団発生したチョウセンアサガオ中毒の1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ シュウダン ハッセイ シタ チョウセンアサガオ チュウドク ノ 1レイ

この論文をさがす

抄録

症例は73歳,男性.昼食で自家栽培していた椎茸,人参,ゴボウ等の煮物を食べ,興奮,幻視,瞳孔散大等の抗コリン症状を認めた.同じ食事をした妻と長女も軽度興奮,口周囲の痺れ等の症状を認めたことより食中毒による抗コリン症状と考えた.経過観察にて翌日には症状は軽快した.患者と妻の血清,調理残品,原材料からアトロピン,スコポラミンを検出し,ゴボウとチョウセンアサガオの根との誤食によるチョウセンアサガオ食中毒と診断した.<br>

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (10)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ