肝硬変患者の肥満

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タイトル別名
  • Obesity in patients with liver cirrhosis

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抄録

肝硬変患者ではしばしば蛋白エネルルギー低栄養状態に陥り、栄養学的介入を行うことで、肝機能や生存率やquality of lifeが改善されることが明らかになってきた。一方、食の欧米化に伴い慢性肝疾患患者においても約30%に肥満を認め、非アルコール性脂肪性肝炎(nonalcoholic steatohepatitis; NASH)という病態や、肥満による肝臓の炎症・線維化・癌化との関連について問題となっている。また、肥満による肝発癌の予防治療として分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acids: BCAA)顆粒製剤が報告され注目されている。

収録刊行物

  • 静脈経腸栄養

    静脈経腸栄養 25 (5), 1069-1072, 2010

    日本静脈経腸栄養学会

参考文献 (16)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679401771008
  • NII論文ID
    10031156561
  • NII書誌ID
    AA11574426
  • DOI
    10.11244/jjspen.25.1069
  • ISSN
    18813623
    13444980
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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