地域における介護予防事業の自己効力感に対する効果についての縦断的研究

• 小野 隆

  Department of Physical Therapy, Shuto Iko

• 涌井 佐和子

  School of Health and Sports Science, Juntendo University

• 前上里 直

  Hokkaido University of Education, Sapporo Campus

• 広沢 正孝

  Graduate School of Health and Sports Science, Juntendo University

• 島内 憲夫

  Graduate School of Health and Sports Science, Juntendo University

書誌事項

タイトル別名

• A Longitudinal Study: The Effect of Community-based Preventive Care Services on Self-efficacy
• チイキ ニ オケル カイゴヨボウ ジギョウ ノ ジコ コウリョクカン ニ タイスル コウカ ニ ツイテ ノ ジュウダンテキ ケンキュウ

抄録

〔目的〕多領域の自己効力感（self-efficacy：以下SE）に対する運動機能向上を目的とした介護予防事業の効果について明らかにすること．〔対象〕認知症のない51人の虚弱高齢者（平均年齢79.1±5.6歳）．〔方法〕運動介入前と3ヶ月後に転倒経験，3つのSE尺度の質問紙法を行った．3つのSEは，外出SE，転倒予防SE，および健康SE（下位尺度：保健SE，運動SE，食事SE，精神SE）より構成される．〔結果〕外出SE得点と健康SE「保健」，「運動」得点において介入後有意に上昇した．介入前後変化において，転倒非経験者では外出SE得点が有意に上昇し，一方，転倒経験者では健康SE「保健」得点の有意な上昇が認められた．〔結語〕包括的にSEをみることの重要性が示唆された．<br>

収録刊行物

• 理学療法科学

  理学療法科学 28 (1), 53-58, 2013

  理学療法科学学会

キーワード

• 介護予防事業
• 自己効力感
• 縦断的研究

詳細情報

• CRID: 1390001204645980160
• NII論文ID: 10031157242
• NII書誌ID: AN10472896
• DOI: 10.1589/rika.28.53
• ISSN: 24342807
• ISSN: 13411667
• NDL書誌ID: 024341826
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024341826
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/28/1/28_53/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2013196127
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可