歯科における器材・機器と医療情報の標準化

  • 岡野 友宏
    昭和大学歯学部口腔病態診断科学講座歯科放射線医学部門
  • 玉置 幸道
    昭和大学歯学部歯科保存学講座歯科理工学部門
  • 荒木 和之
    昭和大学歯学部口腔病態診断科学講座歯科放射線医学部門

書誌事項

タイトル別名
  • International Standards in Dental Products and Clinical Communication Tools
  • シカ ニ オケル キザイ ・ キキ ト イリョウ ジョウホウ ノ ヒョウジュンカ

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抄録

診療に関わる様々な医療機器等を国際規格化しその普及を図ることは, 医療を安全に平等に供給し, 診療の質の向上を図り, また優良な医療機器関連製造業を育成するための必須要件と考える. しかし, 多くの歯科医師はこうした標準化の意義について, 十分な認識を持ち合わせていない. そこで, 本稿では筆者自身が直接関わっている歯科関連医療機器等の会議の現状とその成果について概説することとした. 対象はISO/TC106 Dentistryで扱う歯科器材・機器等, IEC/TC62 Electrical equipment in medical practiceで扱う歯科用X線装置, 医用画像の標準規格であるDICOMと, IHE医療情報統合における歯科診療記録, ICD国際疾病分類における医療用語の標準化である.

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参考文献 (14)*注記

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