短期間でIp型から著明な形態変化を呈した大腸SM癌の1例

  • 日下 順
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 鈴木 敬
    盟陽会富谷中央病院 消化器内科
  • 藤田 直孝
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 野田 裕
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 平澤 大
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 尾花 貴志
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 菅原 俊樹
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 大平 哲也
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 原田 喜博
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 前田 有紀
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科

書誌事項

タイトル別名
  • A CASE OF EARLY COLON CANCER, SHOWING DRASTIC MORPHOLOGICAL CHANGE FROM TYPE-IP IN THE SHORT TERM

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抄録

56歳男性.全大腸内視鏡検査で上行結腸に約15mmのIp病変を認めた.内視鏡所見より腺腫を考え切除の方針としたが,患者の都合で10カ月後に治療となった.治療時,病変はIsに明らかに形態変化を来たし,拡大観察ではVN pit patternを呈し,SM深部浸潤を示唆する所見であった.診断的治療目的で内視鏡的粘膜切除術を施行した.病理組織診断は高分化管状腺癌で深達度はpSM(3,800μm)であった.

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参考文献 (18)*注記

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