早期喉頭癌根治的放射線治療における分割照射法による入院期間の検討

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タイトル別名
  • A clinical survey of hospitalization with radical radiotherapy for early stage glottic laryngeal cancer

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抄録

2006年10月より2011年10月の期間に当院において根治的放射線治療を施行した早期喉頭声門癌患者について,照射法と入院期間の関係を後ろ向きに検討した。<br>5年間に入院で放射線治療を行った患者は合計45人(男性43人,女性2人)であった。21人が加速過分割照射(AHF),19人が通常分割照射(CF),5人が加速分割照射(AF)で治療を行った。それぞれの平均治療期間は23.4日,48.5日,38.4日で平均入院期間は37.3日,57.4日,49日であった。AHF法はCF法に比べ平均20日間の入院治療期間の短縮が可能であることが示唆された。

収録刊行物

  • 頭頸部癌

    頭頸部癌 38 (3), 315-317, 2012

    日本頭頸部癌学会

参考文献 (9)*注記

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