スケトウダラ冷凍すり身から調製した生分解性フィルムの性状に及ぼすNaCl および各種有機酸塩添加の影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of NaCl and organic salts on the properties of surimi-based films prepared from Alaska pollack frozen <i>surimi</i>
  • スケトウダラ レイトウ スリミ カラ チョウセイ シタ セイブンカイセイ フィルム ノ セイジョウ ニ オヨボス NaCl オヨビ カクシュ ユウキ サンエン テンカ ノ エイキョウ

この論文をさがす

抄録

フィルム形成懸濁液中への NaCl および各種有機酸塩(クエン酸 Na,酢酸 Na,安息香酸 Na および酒石酸 Na)の添加がフィルム諸性状に与える影響について検討した。塩類で魚肉タンパク質を可溶化することにより,フィルムの表面に塩が析出した NaCl および酒石酸 Na 添加のものを除き,引っ張り強度,引っ張り伸び率および水蒸気透過性に優れ,透き通ったフィルムを得られることが明らかになった。また,比較した塩類のうち,クエン酸 Na 添加のものが最も引っ張り強度が高く透明性に優れていた。<br>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 79 (4), 694-702, 2013

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (18)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ