膜性増殖性糸球体腎炎様の組織像を呈した単クローン性免疫グロブリン沈着症の1例

• 仲長 奈央子

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 高根 鉱希

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 福井 亮

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 眞部 真弓

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 坪井 伸夫

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 横尾 隆

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 宮崎 陽一

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 宇都宮 保典

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

• 細谷 龍男

  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

書誌事項

タイトル別名

• A Case of Monoclonal Immunoglobulin Deposition Disease with Membranoproliferative Glomerulonephritis-like Lesion
• 今月の症例 膜性増殖性糸球体腎炎様の組織像を呈した単クローン性免疫グロブリン沈着症の1例
• コンゲツ ノ ショウレイ マクセイ ゾウショクセイ シキュウタイジンエン サマ ノ ソシキゾウ オ テイシタ タンクローンセイ メンエキ グロブリン チンチャクショウ ノ 1レイ

抄録

77歳，女性．顕微鏡的血尿を伴うネフローゼ症候群を呈した．光顕上，膜性増殖性糸球体腎炎（MPGN）の像を呈し，糸球体係蹄壁を中心に単クローン性免疫グロブリン（IgG3-κ鎖）の沈着を認め，電顕では糸球体係蹄内皮下に細顆粒状沈着物を認めた．本例の臨床・病理学的特徴は，Proliferative Glomerulonephritis with Monoclonal IgG Deposits（PGNMID）の疾患概念に合致し，ステロイドおよびMizoribineの併用による免疫抑制療法が有効であった点である．

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 102 (7), 1800-1803, 2013

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• 膜性増殖性糸球体腎炎（MPGN）
• 単クローン性免疫グロブリン沈着症（MIDD）
• Proliferative Glomerulonephritis with Monoclonal IgG Deposits（PGNMID）

詳細情報

• CRID: 1390282681422865280
• NII論文ID: 10031190410
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.102.1800
• COI: 1:STN:280:DC%2BC3sfpvFGitQ%3D%3D
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 024777443
• PubMed: 23947244
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024777443
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/7/102_1800/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2013320535
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可