書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of Umami and Astringency on the Preparation of Tea by Means of a Taste Sensing System
- チャ ノ エンレ カタ ニ ヨル テイミ ノ アジ ニンシキ ソウチ ニ ヨル ヒョウカ
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抄録
茶の淹れ方による味の変化については,今までにも多数報告されている。今回は,味覚センサーを用いて茶の味を測定し,淹れ方の違いによる茶の味の評価を行った。<br> 茶の淹れ方において煎じ回数,浸出時間,茶葉量の違いにおいては,それらの変動とともにアミノ酸,カテキン含量も変化し,また,味覚センサーによる測定値である味強度も同様に変化した。<br> 浸出温度の違いによるうま味強度と渋味強度の変化については,渋味強度は同じ茶葉を5°C,40°C,100°Cと順次温度を変えて反復浸出しても,また,5°C,40°C,100°Cで浸出する際に新しい茶葉を用いて浸出しても,温度とともに増加傾向として示された。しかしながらうま味強度においては,同一茶葉を用いて反復浸出した場合には,5°Cで浸出した場合に比べ,40°Cで浸出した場合には減少し,以後,熱湯で浸出しても,うま味強度に変動は認められなかった。
収録刊行物
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- 日本調理科学会誌
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日本調理科学会誌 46 (4), 281-286, 2013
一般社団法人 日本調理科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205506408192
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- NII論文ID
- 10031192173
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- NII書誌ID
- AN10471022
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- ISSN
- 21865787
- 13411535
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- NDL書誌ID
- 024817915
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可