公衆衛生医師の熟達と経験学習に関する探索的研究

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タイトル別名
  • Study of learning experiences of expert public health physicians
  • コウシュウ エイセイ イシ ノ ジュクタツ ト ケイケン ガクシュウ ニ カンスル タンサクテキ ケンキュウ

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抄録

目的 : 公衆衛生医師の経験学習に焦点をあて,その熟達化の過程を明らかにする.<br>研究方法 : 10人のExpertを対象に,仮説探索型研究をおこなった.インタビューの分析には,グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた.<br>結果 : 学生時代では,先輩医師から公衆衛生の重要性を,臨床医時代には,患者との関わりからプライマリ・ケアについて学んでいた.また,公衆衛生医師として,13の経験から11の教訓を学んでいた.<br>  一方,公衆衛生マインドは,自己関連,患者関連,社会関連,組織関連の4つの信念のカテゴリーからなり,特に,社会関連の信念がコアとなっていた.<br>結論 : 特有の経験学習が明らかとなった.熟達論および経験学習の観点から考察した.

収録刊行物

  • 医学教育

    医学教育 44 (4), 227-235, 2013

    日本医学教育学会

参考文献 (30)*注記

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