ネフローゼ症候群を契機に発見された全身性エリテマトーデス合併進行胃癌の1例

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  • A case of gastric cancer associated with systemic lupus erythematosus and nephrotic syndrome

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抄録

症例は,72歳の男性.下肢浮腫を主訴に来院.血清アルブミン1.7g/dlと1日尿蛋白量7.4gからネフローゼ症候群,抗核抗体と抗DNA抗体陽性から全身性エリテマトーデスと診断.さらに胃前庭部に2型進行癌を認めた.併存症に対する治療は行わずに,幽門側胃切除術,腎生検を施行した.病理組織検査で胃腺癌とループス腎炎と診断した.術後にステロイド療法を施行し尿中蛋白量,下腿浮腫は軽減した.<br>

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