骨再生における多機能性分子としての抗酸化アミノ酸誘導体

• 山田 将博

  東京歯科大学有床義歯補綴学講座 東京歯科大学口腔科学研究センター

• 小川 隆広

  UCLA 歯学部先端補綴学講座ワイントロープセンター

• 櫻井 薫

  東京歯科大学有床義歯補綴学講座

書誌事項

タイトル別名

• Anti-oxidant amino acid derivative as a multifunctional molecule for bone regeneration

抄録

歯槽骨造成を達成するためには，骨再生を阻害する様々な因子を排除しつつ，同時に細胞の骨形成能を促進させる多機能性分子の応用が効果的と考えられる．我々の一連の研究により，小分子の抗酸化アミノ酸誘導体であるN-アセチルシス-L-テイン（NAC）は創傷感染予防効果，生体材料の細胞親和性向上効果および骨芽細胞の分化促進による骨再生加速効果を示すことが判明した．今回，NACが示す多様な骨再生促進効果を供覧し，補綴前処置としての歯槽骨造成の新たなステージへと向かう，骨再生のための多機能性生体材料の可能性に関して，科学的認識の共有を図りたい．

収録刊行物

• 日本補綴歯科学会誌

  日本補綴歯科学会誌 5 (4), 411-413, 2013

  公益社団法人 日本補綴歯科学会

キーワード

• small compound
• cytocompatibility
• anti-infection
• oteostimulation
• smart material

詳細情報

• CRID: 1390001205301605376
• NII論文ID: 10031202888
• NII書誌ID: AA12374568
• DOI: 10.2186/ajps.5.411
• ISSN: 18836860
• ISSN: 18834426
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajps/5/4/5_411/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2014097315
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可