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Abstract
本稿では1970年代半ばから10数年間のうちに都市近郊に建てられたプレハブ住宅の損傷・修繕の実態と居住者意識から, 維持管理上の問題を明らかにし, プレハブ住宅の維持管理の方向性について考察した。維持管理上の問題としては(1)住宅の耐久性, 安全性などの構造面については満足しているが, それ以外の箇所の損傷についてはいずれも在来工法に比べて不満度が高い(2)住宅の断熱性が良い反面, 自然換気の少ない工法であるためか, 結露に対する不満度が比較的高い。(3)居住者による修理・改善を困難に思う意識が強く, 自主的管理意識は在来工法居住者に比べて低い, などが挙げられる。維持管理の方向性としては, 居住者に見合うような耐久性を保つため, 居住者自らのペースで修理, 改善を容易にできることが課題であり, 今後は個々の住宅としてだけでなく住宅地全体でも維持管理を実施する方策を検討することがのぞまれる。
Journal
- The scientific reports of Kyoto Prefectural University. Human environment and agriculture [List of Volumes]
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The scientific reports of Kyoto Prefectural University. Human environment and agriculture 51, 15-22, 1999-12-25 [Table of Contents]
Kyoto Prefectural University