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Abstract
最近, 我が国では, 従来のコンクリートや鋼材に代わって, 溪流の自然環境や生態系の保全に効果の高い木材を小型の治山堰堤(ダム), 砂防堰堤(ダム)の材料として使用しようとする動きが始まっている。さらに木材に間伐材を用いることで林業の推進・森林の公益的機能の増進にも寄与することが期待されている。しかしながら, 近年, 我が国では木製堰堤はほとんど建設されてこなかったために木製堰堤の計画・設計・施工・維持管理には不明の点が多く, 木製堰堤の普及の妨げになっている。そこで, 現地に設置した二重壁式の小型枠構造木製堰堤における現地試験の結果および各種の木質構造物の設計規準等を基に, 小型枠構造木製堰堤に適した安定計算手法および部材の安全性の判定手法を検討して提示した。さらに, 概略の構造検討に便利なように木製堰堤断面検討のためのモノグラフも併せて示した。
Journal
- The scientific reports of Kyoto Prefectural University. Human environment and agriculture [List of Volumes]
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The scientific reports of Kyoto Prefectural University. Human environment and agriculture 54, 63-70, 2002-12-25 [Table of Contents]
Kyoto Prefectural University