ラムダベクターを用いたイネ遺伝子ライブラリーの作製〔英文〕

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タイトル別名
  • Construction of genomic library of rice using a bacteriophage lambda vector (Agricultural Chemistry)
  • ラムダベクター オ モチイタ イネ イデンシ ライブラリー ノ サクセイ エイ
  • ラムダベクターを用いたイネ遺伝子ライブラリーの作製(農芸化学部門)

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抄録

バクテリオファージラムダベクターEMBL 3を用いた遺伝子ライブラリーの作製法を植物のDNAに対して効率が上がるように改変した。核DANはイネ胚芽より調製したが, 制限酵素の基質とするためには, セシウムクロライド平衡密度勾配遠心で精製する必要があった。単離したDNAはMbo Iで部分分解し, 主にFrischaufら(J. Mol. Biol. 170 827 (1983))の方法により, バクテリオファージラムダベクターEMBL 3アームと結合した。バクテリオファージDNAとイネ胚芽DNAの結合効率は, ポリエチレングリコール(PEG)6000の添加で上昇した。更に, PEG6000はin vitroパッケージングの効率も上げた。結合反応とパッケージングに対するこの改良された方法は, 植物の遺伝子ライブラリー作製に一般的に適用することが可能であろう。

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