青森県の学校における禁煙教育の現状と課題

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タイトル別名
  • アオモリケン ノ ガッコウ ニ オケル キンエン キョウイク ノ ゲンジョウ
  • A Study on Anti-Smoking Education at Schools in Aomori Prefecture in Japan
  • アオモリケン ノ ガッコウ ニオケル キンエン キョウイク ノ ゲンジョウ ト カダイ

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抄録

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本研究では,青森県内の全小・中・高校,計783校(回収率89%,分析対象校699校)を対象に質問紙郵送 調査法を用いて禁煙教育の実施状況を調べ(1985年~1988年),今後の禁煙教育のあり方を検討することを 目的とした。禁煙教育を「全校で継続的・計画的に行っている」学校は,小学校1校(0.2%),中学校11校 (6.1%),高校12校(18.2%),何らかの形で授業を行っているのは小学校32%, 中学校57%, 高校74%で あった。禁煙教育はまだ十分学校教育の中に位置づけられていない。その推進の問題点として,教師側,質 料・補助教材,家庭,地域・一般社会の4つの問題が考えられるが,学校で鍵となる問題は喫煙する教師の 問題である。

弘前大学教育学部紀要. 63, 1990, p.33-49

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