互恵主義の追求 : 経過と結果 第5回日米大学図書館会議の評価

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タイトル別名
  • Reciprocity as process and product : an assessment of Fifth Japan-U.S. Conference on Libraries and Information Science in Higher

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抄録

第5回日米大学図書館会議は、東京で開催された後、京都でもワンデイ・セミナーが開かれた。本稿は、その両方に出席した経験を踏まえて、日米の大学図書館間における相互作用、互恵関係に関心の焦点をあててその評価を試みるものである。この関心を巡って3つのポイント : 1) 米国における日本研究と日本における米国研究との間の情報資源の収集にみられるアンバランス、2) 研究者と図書館員との間の新しい関係における行き違い、3) 互恵関係の発展に対する日米大学図書館会議の持ち方の長短について、それぞれ第5回の会議中にどう扱われたかを紹介し、会議後のフォローアップと関連情報を追加した上で、筆者の考察を試みた。互恵関係の追求が、潜在的ながら、日米の大学図書館の底流にある一貫した関心であることを明らかにした。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572701819453312
  • NII論文ID
    110000466588
  • NII書誌ID
    AN10015340
  • ISSN
    09135022
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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