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Abstract
地球規模の環境問題は,最も現代的な問題として内外を問わず関心を集め,いわば人類共通の課題となっている.1989年の朝日新聞紙上では地球環境の言葉が用いられた記事が362件あり,ほとんど毎日この種の記事が掲載されたことになっている.また, 1989年9月大阪国際交流センターでこれに関して画期的な国際会議が聞かれた,それは主婦を中心とする1200人以上の各層の市民が,地球環境の危機をテーマにした国際シンポに大挙して参加したもので,地球規模の環境問題に問する非政府組織(NGO)の国際会議としてはわが国では最初のものであった,海外代表の渡航費も含めいっさい開催費用が市民からの募金と市民団体からの協賛金でまかなわれ,あらゆる準備作業が実行委員会に結集した個々の市民の献身的活動であった.このことはわが国でも地球規模の環境問題への関心が急速に高まっていることを示しているものと言えよう.筆者らは,地球規模の環境問題について,いったい何がこのような状態をもたらし,何が起きていて,どのような解決策が可能なのか,これら環境倫理が学校教育・社会教育・家庭教育のなかに確立されるべきであると考え,これに資するための理解しやすい一般向けの文献の選定を行ってみたので報告する.
Journal
- Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science [List of Volumes]
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Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science 37, 163-174, 1991-03-05 [Table of Contents]
Nagoya Women's University