身体の各部位と体位による皮膚血流量の変化
書誌事項
- タイトル別名
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- Influences of Body Locations and Positions on Skin Blood Flow Changes
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抄録
看護の実践は科学的知識に支えられて行う必要がある。しかし,看護技術には科学的に解明されていないものが多い。そこで,今回,臥床患者の体位と体位交換の裏付けとなる知識を得たいと考えた。同一体位による圧迫によって皮膚血流量がどのように変化するのか検討するための基礎資料として,身体各部位の皮膚血流量と身体各部位の体位による皮膚血流量の変化を,アドバンスレーザー血流計ALF21/21Dを用いて実験を行った。その結果,以下の結論を得た。(1)身体各部位の皮膚血流量は,肩甲部,仙骨部,大転子部,大腿後面部,前腕部は血流値は低く,四肢末梢部の母趾,中指が高い傾向を示した。また,個人差もあることがわかった。(2)体位変換時,血流量の一過性の変動がみられ,5〜15秒後には安定した値になった。(3)右側の肩甲部,大転子部,大腿後面部が下側になる右側臥位の時,血流値が低くなる傾向を示した。(4)母趾,中指は坐位の時に時間の経過とともに血流値が低くなる傾向にある。(5)皮膚血流量は室温や情動のような,内的外的条件の影響を受けやすい。
収録刊行物
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- 順天堂医療短大紀要
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順天堂医療短大紀要 3 13-21, 1992
順天堂大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668926636995200
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- NII論文ID
- 110001058253
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- NII書誌ID
- AN10386411
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- ISSN
- 09156933
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles