ネットワーク技術の世界をひらく中学校技術科「情報とコンピュータ」のカリキュラム開発

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抄録

本研究は、中学校技術科「情報とコンピュータ」のカリキュラムを普通教育としての技術教育の一環として体系的に編成しようとする研究の一部であり、コンピュータ・ネットワークに着目する。ネットワーク技術は、制御と通信とをつなぐ環として位置づけられる。子ども達に現代の生産の世界の意義をリアルかつ納得的に理解させるためには、通信からネットワークへという方向性の面に焦点化すれば、1)広がり、2)協同、3)柔軟性の3つをキー概念として情報技術の現実世界を対象化することが重要である。

収録刊行物

  • 年会論文集

    年会論文集 56-57, 2001-11-10

    日本教育情報学会

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