魚類の嗅覚受容研究 : 魚類嗅覚系の特徴と母川回帰行動の例(<総説特集>水棲動物の化学受容)

• 庄司 隆行

  東海大学海洋学部水産学科

• 鈴木 救世

  北海道大学大学院理学研究科

• 上田 宏

  北海道大学北方生物圈フィールド科学センター

• 栗原 堅三

  青森大学

書誌事項

タイトル別名

• 魚類の嗅覚受容研究--魚類嗅覚系の特徴と母川回帰行動の例
• ギョルイ ノ キュウカク ジュヨウ ケンキュウ ギョルイ キュウカクケイ ノ トクチョウ ト ボセン カイキ コウドウ ノ レイ

抄録

魚類は脊椎動物のよいモデルとして多方面の研究で用いられており、嗅覚受容に関する分野においても大きな役割を果たしてきた。また、様々に種分化をとげている魚類は比較生物学的にも興味深い対象である。近年、嗅覚受容は分子生物学者をはじめ多くの研究者の興味を集め急速に研究が進んでいるが、魚類の研究対象としての重要性は依然として低下していない。ここでは魚類の嗅覚受容の特徴について概観するとともに、嗅覚受容が関わる特異的な行動の例としてサケの母川回帰行動を紹介する。

収録刊行物

• 日本味と匂学会誌

  日本味と匂学会誌 10 (1), 15-27, 2003

  日本味と匂学会

キーワード

• 魚類
• 嗅覚
• アミノ酸
• サケ
• 母川回帰

詳細情報

• CRID: 1390001288036387072
• NII論文ID: 110001098831
• NII書誌ID: AA11426393
• DOI: 10.18965/tasteandsmell.10.1_15
• ISSN: 24241326
• ISSN: 13404806
• NDL書誌ID: 6547981
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6547981
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可