-
- 池田 稔
- 日本大学医学部耳鼻咽喉科
書誌事項
- タイトル別名
-
- 味覚障害の病態
- ミカク ショウガイ ノ ビョウタイ
この論文をさがす
抄録
味覚障害の原因には、末梢神経あるいは中枢の味覚伝導路に対する直接的な障害によるものから、他疾患により二次的に生じてくるものまで種々のものがあり、その病態は多様である。頻度の高い味覚障害の原因は、亜鉛欠乏により生じてくる障害や服用薬剤によるものなど、二次的な障害が多い。これまで味覚障害の発症に関与する因子として十分な検討がすすめられてきたのは、必須徴量元素のひとつである亜鉛との関係である。本稿では様々な味覚障害の病態について述べるが、主に亜鉛との関連を中心として述べてみた。
収録刊行物
-
- 日本味と匂学会誌
-
日本味と匂学会誌 10 (1), 71-77, 2003
日本味と匂学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288036787840
-
- NII論文ID
- 110001098837
-
- NII書誌ID
- AA11426393
-
- ISSN
- 24241326
- 13404806
-
- NDL書誌ID
- 6548038
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可