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- 山下 優毅
- 産業医科大学医学部 免疫学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Antigen-recognition Mechanism of T Cells
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抄録
T細胞の抗原認識機構について抗原提示細胞との相互作用における遺伝的拘束の観点から最近の知見をレビューした. T細胞は, 抗原提示細胞によって提示された抗原をMHC産物と共に認識する. この時, CD4陽性ヘルパーT細胞は抗原と共にMHCクラスⅡ分子を, CD8陽性キラーT細胞は抗原と共にMHCクラスⅠ分子を認識する. MHCクラスⅠ分子はα鎖とβ2ミクログロブリンから, MHCクラスⅡ分子はα鎖とβ鎖から構成されている. T細胞の抗原受容体はαβ鎖またはγδ鎖およびCD3複合体から構成されている. 抗原は抗原提示細胞により処理され, MHC分子と共にT細胞に提示される. しかし, 抗原提示細胞による抗原の提示のみではT細胞の活性化は不充分で, T細胞を充分に活性化するためには接着分子やサイトカイン等の共刺激因子が必要である. T細胞の抗原認識機構の生物学的意義および疾患との関連について考察した.
収録刊行物
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- Journal of UOEH
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Journal of UOEH 20 (2), 153-162, 1998
学校法人 産業医科大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680061346176
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- NII論文ID
- 110001259962
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- ISSN
- 21872864
- 0387821X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可