書誌事項
- タイトル別名
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- PATHOPHYSIOLOGY OF HEPATECTOMY FROM THE VIEWPOINT OF HEPATIC BLOOD FLOW
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抄録
肝切除後の肝機能を左右する重要な因子は残存肝実質の血流量であるとの観点から, 著者らの考案した198Auコロイド法による肝血流指数 (KLAu) を肝切除前後において測定した.<BR>肝切除後にはKLAuは切除量に比例して減少し, 残存肝KLAuの予測値と実測値とは相関係数0.9で相関した. 残存肝KLAuを予測して切除線を決定することにより, 術後肝不全の発生を防止することができた.198Auコロイド法とH2クリアランス法による測定値はイヌの肝切除実験で臨床と類似の変化を示した. ラットの網内系抑制および賦活実験でKLAuは変化しなかった, KLAuは肝シヌソイドの血流を示す示標と考えられた.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 16 (11), 1935-1943, 1983
一般社団法人 日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204914169728
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- NII論文ID
- 130004115751
- 110001299957
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- NII書誌ID
- AN00192066
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可