消化菅手術例におけるインシュリン併用 TPN の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- STUDIES OF INSULIN ADMINISTERED TPN CASES IN DIGESTIVE TRACT SURGERY
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抄録
最近3年間における教室のインシュリン併用 TPN 症例を集計・検討した. インシュリン併用 TPN 症例のうち高齢者の占める割合が高く, 加齢に伴う耐糖能の低下が一因であると思われた. レギュラーインシュリン点滴注入が多く行われたが, 症例によっては分轄皮下注, 中間型インシュリンの併用が有効な場合もあった. 検索症例とくに糖尿病型症例では TPN の投与カロリーは少ない傾向にあり, この点充分なインシュリン投与による高カロリー投与に留意しなければならないと考えられた. 糖尿病型症例では併用インシュリンの量・期間ともに他群に比べて多く血糖管理に細心の注意が必要であると思われ, 合併症の点からも発熱の頻度が多く充分な経過観察などが必要であろう. しかし, また重症な代謝性合併症は経験しておらず, 耐糖能の低下があってもインシュリン併用によって TPN は安全に施行できることも指摘した.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 16 (11), 1986-1990, 1983-11-01
一般社団法人日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668926713684992
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- NII論文ID
- 110001299963
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- NII書誌ID
- AN00192066
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- ISSN
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles