イレウスの病態に関する研究 : イレウスの重症度評価および手術適応における血糖値の意義 STUDIES ON MORBIDITY IN PATIENTS WITH INTESTINAL OBSTRUCTION : SIGNIFICANCE OF BLOOD SUGAR LEVEL ON EVALUATION OF SEVERITY AND INDICATION FOR SURGICAL TREATMENT IN PATIENT WITH INTESTINAL OBSTRUCTION

抄録

イレウスの重症度評価に関し,臨床生化学的指標を見い出すため,絞扼性イレウス作成犬で実験を行った。その結果,有用と思われた血糖値と白血球数につき臨床的研究も加え,血糖値のもつ意義,とくに手術適応との関連について検討した。血糖値は生体に加わった侵襲の程度をよく反映しており,また,白血球数は血糖値ほど鋭敏ではないが同じく手術適応の1指標になりうると考えられた。血糖値はその他,腹膜炎でも重症ほど異常値を示し,術前,術後や重症度を判断するにも有効であると思われた。イレウスの場合,白血球数12,000±2,000/mm^3以上,血糖値174±41mg/dl以上の場合は一応手術にふみきってよいと考えられた。

収録刊行物

日本消化器外科学会雑誌   [巻号一覧]

日本消化器外科学会雑誌 14(3), 471-482, 1981-03-01  [この号の目次]

一般社団法人日本消化器外科学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID) :
    110001333936
  • NII書誌ID(NCID) :
    AN00192066
  • 本文言語コード :
    JPN
  • ISSN :
    03869768
  • 収録DB :
    NII-ELS